カラオケ店の清掃実習
こんにちは(*´▽`*)ア・ドマーニ春日部の工藤です。
今日は、利用者さんとカラオケ店の清掃の実習に行ってきました
カラオケ店のスタッフさんにご指導いただきながら、お部屋の中の清掃をしました。
清掃の就労の訓練もありますが、掃除をすることの本当の意味は、ビジネスのスキルなどの前に、
自立した一人前の人間になるために、人間修養の方法のひとつとして掃除が欠かせないという考え方に基づいています。
「トイレの神様」なんて歌が流行りましたが、トイレを見ると掃除が行き届いている会社かどうか分かるそうです。
自分の意志で動くようになる
掃除はしてもらうものではなく、自分がするもの。「自らが実践する」というところに大きな意味があります。
適当に掃除をしている人と、どうやったら効率よくキレイにできるかと考えながらやっている人では大きな差が出てきます。
それが仕事の上でも「差」として表れます。
段取りよく計画を進めるにはどうすればいいか、工夫したり先のことを考えるようになります。
掃除を自ら進んでするようになると、仕事の上でも率先して動くような人材に育ちます。
細かい点まできがつくようになる
雑用ではなく「仕事のひとつ」として真剣に掃除をすることで、細かいことにも気づく目を養うことが出来ます。
感謝の心を育む
業者の人に掃除をしてもらっている会社では、キレイなことが当たり前でしょう。でも自分で掃除をすると、キレイになっていく過程を見ることが出来るので、掃除が完了すると「きれいになったな」と感動することが出来ます。
そして、キレイな環境で仕事が出来ることへの感謝の心が芽生えてきます。
掃除が大変なことが分かっているからこそ、
その環境をみんなで維持していることへの感謝の気持ちを持つことが出来ます。感謝はビジネスの基本です。
周りの人やお客様への感謝の気持ちがあってこそ、仕事はうまく回ります。
チームワークが良くなる
掃除なんてやりたくない、面倒くさいと最初は誰もが思うことでしょう。
でも汚れた場所をみんなでキレイにしていくと、段々と、連帯感のようなものが芽生えてきます。
それが仕事のチームワークにもつながっていきます。清掃って大切ですよね!!(*^-^*)
私も、改めて思いました。利用者さんたちも、初めての清掃実習に最初は少し緊張気味でしたが、
説明を聞き、一生懸命取り組まれていました。
利用者さんの感想
「初めての実習だったので戸惑いましたが、いつもパソコンにむかっているので体を動かすことができて良かったです。」
「少しずつ社会にでれるように心と体の準備ができた。」
「いつも行っているカラオケ店だったので、細かいところにゴミがあったりするんだなっと思いました。これからもやっていきたいと思いました。」
キレイになりました!!
皆さん、お疲れ様でした(*´▽`*)
今回は、コロナでまだ営業していない店舗だったので、
営業再開までに気持ちよく来店されるように引き続き清掃していきたいと思います。
ア・ドマーニ春日部では、毎週金曜日に清掃実習を行っております。
他にも、いろいろなプログラムも行っております。
精神障害、発達障害、身体障害、知的障害や難病を抱えている方、
様々なご事情で就職に至っていない方に1人ひとりに合った目標を一緒に考え、
それぞれのペースでの就労を就労支援員が全力でサポート致します。
お気軽に見学、体験におこしください。