身の回りの整理整頓が苦手な自分を責めていませんか?
「仕事に取りかかろうとしたら、机の上が物であふれている」「必要な書類が見つからなくて、いつも探し物をしている」……。そんな状況に、つい「自分はだらしないな」と落ち込んでしまうことはありませんか?
実は、机の上がごちゃごちゃになってしまうのは、決してあなたの性格が怠慢だからではありません。むしろ、「あれもこれも大切にしたい」「もしもの時に備えておきたい」という、あなたの責任感や慎重さの表れでもあるのです。
それでも、職場や訓練の場で書類を失くしてしまったり、探し物に時間を取られたりするのは、あなた自身も疲れてしまいますよね。今回は、無理なく机の上をスッキリさせるための具体的な方法を、皆さんと共有したいと思います。

なぜ「いつの間にか」物が増えてしまうのでしょうか?
整理整頓が難しいと感じる背景には、実は人間の脳の仕組みが関係しています。
一度に処理できる情報の量には限りがあるため、安心感を得ようとして「必要なものをすべて手の届く範囲に置いておきたい」という心理が働くことがあります。また、「後で使うかもしれない」「これがないと困るかも」という心配な気持ちから、物を手放すタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
しかし、視界に入る情報が多すぎると、かえって目の前の作業に集中できなくなり、心も疲れやすくなってしまいます。大事な書類をなくしてしまい、周囲に迷惑をかけてしまうことも・・・。
まずはあなた自身が「心地よく過ごせる環境」を作ることを目標にしてみましょう。
今日から試せる!デスク環境を整える3つのポイント
整理整頓を習慣にするために、まずはハードルを低くして、以下の3つのポイントを意識してみましょう。
・使った物は「そのまま」にしない
作業が終わった後、つい「あとで片付けよう」と置いておきたくなりますが、その一歩が大切です。飲み終わったコップや、使い終わった文房具、不要になったメモなどは、その場でゴミ箱へ入れるか、片付ける習慣をつけてみましょう。「使い終わった瞬間が、片付けのタイミング」と決めておくとスムーズです。
・物の「おうち(定位置)」を決めてあげる
片付けられない原因の多くは、「どこに戻せばいいか決まっていない」ことにあります。書類はここ、飲み物のカップはここ、のように物の定位置をあらかじめ決めておきましょう。市販のトレイや仕切りを使ったりして、「ここに戻せばいいんだ」と視覚的に分かりやすくするのもよいでしょう。
・大切な書類はすぐにクリアファイルへ
お仕事や訓練で扱う大切な書類は、出しっぱなしにすると汚れたり紛失したりするリスクがあります。「受け取ったらすぐにファイルに入れる」というルールを自分の中で作ってみてください。これだけで、書類の迷子がぐっと減りますよ。
【プラスアルファの解決策】写真を撮って客観視してみる
どうしてもどこから手をつけていいか分からない時は、自分の机をスマホで一枚撮ってみるのもおすすめです。客観的に写真を見ることで、「あ、これはここにある必要がないな」と、冷静に判断しやすくなる効果があります。また誰かに見てもらい判断してもらうのもよいですね。
整理整頓の先にある、自信に満ちた毎日へ
机の上が整うと、不思議と心もスッキリして、目の前の作業に集中できるようになります。「探し物をしなくて済む」という小さな成功体験の積み重ねが、働くことへの自信にも繋がっていくはずです。
ア・ドマーニ久喜では、こうした日々のちょっとした「困りごと」を、利用者さんと一緒に解決していくことを大切にしています。
整理整頓だけでなく、事務作業やPCスキルの訓練、コミュニケーションの練習など、一人ひとりのペースに合わせたプログラムをたくさん用意しています。個別面談では、あなたの「苦手」をどうカバーし、「得意」をどう活かしていくかを、支援員が一緒に考えます。
「今の環境を変えてみたい」「自分に合った働き方を見つけたい」と感じたら、ぜひ一度、事業所の見学や体験にお越しください。お問い合わせはメールや電話での随時受け付けております。