こんにちは、ア・ドマーニ久喜です。
就職活動に向けて「何か資格を取りたい」「スキルアップしたい」と、資格取得をお考えの方もいらっしゃると思います。しかし、「なかなか学習が進まない」「どうやって覚えたらいいかわからない」と悩んでいませんか?
今回は、そんなお悩みを抱える皆さんが、少しでもラクに、そして効率的に資格学習を進められるよう、「記憶のコツ」をお伝えします!

なかなか覚えられない悩み、解決の鍵は「忘れかけ」のタイミング
資格取得をしたいけれど、なかなか学習が思うように進まない、せっかく覚えたはずなのにすぐに忘れてしまう、といった方は少なくありません。皆さんのがんばりが足りないわけではありません。誰でも同じように感じる、自然なことなんですよ。
その悩みの原因や盲点となりやすいのが、「記憶の定着」のメカニズムです。
記憶が一番と定着しやすいのは、覚えたことを「忘れかけていた瞬間に思い出す」ときだと言われています。つまり、まだ鮮明に覚えているうちに何度復習しても、記憶への負荷が少なく、脳は「もう知っていること」として深く記憶しようしないんです。
したがって、ベストな復習のタイミングは、覚えたい事柄を「ちょっとだけ忘れてきたな」と感じた頃なのです。このタイミングを意識するだけで、学習効率はぐっと上がります。
記憶の仕組みを科学的に見てみましょう
記憶を効率よく定着させるには、「人はどれだけ早く忘れてしまうのか」という忘れ方の仕組みを知ることが重要です。私たちは、覚えた直後から驚くほどのスピードで情報を忘れてしまいます。例えば、一度覚えた情報でもたった20分後には半分近く、次の日には約7割も忘れてしまうと言われています。
この忘れてしまう流れを緩やかにし、記憶を長く残すために最も効果的なのが、「忘れかけた瞬間」を狙う戦略的な復習なのです。
記憶を定着させるための「戦略的な復習」のコツ
「忘れかけの瞬間」を狙う戦略的な復習には、具体的にはポイントが2つあります。
ポイント1:復習の頻度をコントロールする
効率化を図るための理想的な復習の頻度は、一般的に4回と言われています。具体的には以下のスケジュールで再度確認問題などを解いてみましょう。
- 学習した当日
- 学習した翌日
- 1週間後
- 1か月後
このスケジュールを管理するために、学習したその日にカレンダーや手帳へ復習予定を書き込んでおくのがおすすめです。「○月○日 4ページ 復習1回目」といったように具体的な内容を書き込むと、継続した管理がしやすいですね。
ポイント2:すぐに答えを見ない「思い出す時間」を大切にする
復習の際にわからないからといって、すぐに答えを見てはいけません。なぜなら、記憶が一番定着する瞬間は、まさに「思い出す」という作業をしているときだからです。
そこで、わからない問題でもすぐに答えを見ずに、「3分間は自分で考えてみる」といったシンキングタイムを事前に決めておくと良いですね。この「うーん…」と悩む時間が、脳にとって負荷となり、記憶の定着に繋がります。ちょっとした我慢が、大きな成果につながりますよ。

あなたの「やってみたい」を資格サポーターが応援します
他にも集中力を高めるための環境づくりや、視覚や聴覚など五感を活用した覚え方など、様々な効率的な学習方法があります。
「まだやりたい仕事が見つからないけれど、とりあえず資格だけでも取ってみたい」「勉強に自信がない」という方でも、どうぞご安心ください。
当就労移行支援事業所には、皆さんの資格取得をサポートする「資格サポーター」が在籍しています。
学習方法だけでなく、資格選びについてもご相談に乗ります。「どんな仕事に興味があるかな」「この資格はどんな職種に役立つのかな」といった皆さんの疑問や考えを伺いながら、一緒に目標に合った資格を見つけていくお手伝いをします!
もし、学習につまずいてしまったときも、「どうしたら覚えやすくなるかな?」と、皆さんの気持ちに寄り添いながら一緒に考え、個別の就職支援サポートを丁寧に行います。
そして、資格取得を通じて得た自信と学習習慣は、必ず就職活動を乗り切る力、そして長く働き続けるための土台となります。
「自分も資格にチャレンジしてみたい」「ここではどんな資格が取れるの?」と興味を持った方は、ぜひ一度、事業所の見学や体験にお越しください。
お問い合わせはこちらから。